【介護報酬改定】通所介護、入浴介助加算や個別機能訓練加算など論点 豪雪地帯の扱いも

厚労省

厚生労働省は26日、来年度の介護報酬改定に向けた協議を重ねている審議会(社会保障審議会・介護給付費分科会)で通所介護、地域密着型通所介護を取り上げる。【Joint編集部】

入浴介助加算や個別機能訓練加算の見直しを論点として提示する。

このうち入浴介助加算では、基本の「加算(I)」の要件に入浴介助の技術として求められる研修内容を組み込む案を示す。より上位の「加算(II)」については、浴室環境を評価するために利用者宅を訪問する職種に条件付きで介護職員も含めるなど、より算定しやすい要件とすることを提案する。

一方の個別機能訓練加算では、上位の「加算(I)ロ」などを俎上に載せる。機能訓練指導員の配置の緩和、それに伴う一定の適正化などの是非を問う。

厚労省はこのほか、豪雪地帯の通所介護の取り扱いなども論点として掲げる。審議会で委員の意見を聴取し、現場の声も十分に聞きながら具体策をどうするか検討していく方針だ。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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