入退院ルール策定が重要 ケアマネや医療職で協議を 在宅医療充実へ通知

介護保険最新情報Vol.695

厚生労働省が1日に出した介護保険最新情報のVol.695は、在宅医療の充実に向けて自治体が推進すべき施策をまとめた通知を広く周知する内容だ。

介護保険最新情報Vol.695

入院と在宅生活のスムーズな移行を支えるため、地域ごとに“入退院ルール”を作っておくことが重要と改めて説明。病院や診療所の医療関係者、ケアマネジャーなどが協議して実態に見合った中身にすべきとし、都道府県に必要なサポートを行うよう要請している。

今回の通知は、医療計画の見直しなどを見据えて検討を重ねてきたワーキンググループ(在宅医療及び医療・介護連携に関するWG)が、昨年12月に公表した「議論の整理」に基づくもの。WGによる調査の結果では、独自の合理的な“入退院ルール”の策定に力を入れている積極的な地域が少なくない一方で、必ずしも十分でないところがあると報告されていた。

通知ではこのほか、医師や看護師、薬剤師、ケアマネジャーなどの専門職がそれぞれの課題を共有できる機会を設けたり、人生の最終段階の医療・介護を話し合う「人生会議」の理解を深めたりすることについても、都道府県に必要な支援を行うよう呼びかけている。

提供元:介護のニュースサイトJoint

この記事をシェアする

ハートページナビは、介護保険・介護サービス事業者情報誌「ハートページ」のWebサイトです。
ハートページ誌は、全国約70市区・約100万部を発行する業界最大級の介護情報誌。20年を超える歴史(2001年創刊)、カバーするエリアの広さ、発行部数、各自治体や連絡協議会と連携し制作された信頼性の高さで、介護に関わるみなさまより高い評価を得ています。
ハートページナビでは、介護情報を専門に扱うサイトとして、介護に関わる皆さまに必要な情報、役立つ情報などを掲載しています。

おすすめコンテンツ

メニューを閉じる