サ高住で看取りが増加 2018年度で22.4% 国交省

29日の有識者懇談会

国土交通省は29日、サービス付き高齢者向け住宅の課題などを話し合う有識者懇談会を開催し、サ高住の最新の動向を資料にまとめて報告した。【Joint編集部】

入居者の看取りが行われるケースが増えていると説明。病院などへ転居したり亡くなったりした入居者のうちサ高住で看取られた人の割合(看取り率)は、2018年度の時点で22.4%だったという。19.1%だった前年度より3.3ポイント上昇していた。

サービス付き高齢者向け住宅に関する懇談会について

あわせて、2018年度の有料老人ホームの看取り率も公表。「住宅型」で27.6%、「介護付き」で34.9%にのぼっていると明らかにした。

国交省のまとめによると、サ高住の登録数は昨年末の時点で25万352戸。右肩上がりの状況が変わらず続いており、5年前の2014年と比べると9万戸超増えている。

入居者に占める要介護3以上の割合は31.6%。何らかのサービスを併設・隣接しているところは77.0%で、多い順に通所介護(43.7%)、訪問介護(40.9%)、居宅介護支援(25.4%)、訪問看護(9.0%)となっている。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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