ワクチン接種で介護職が休んだら… 厚労省、人員配置基準の柔軟な運用を容認

介護保険最新情報Vol.995

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う介護サービスの運営基準などの特例をめぐり、厚生労働省は2日に新たなQ&A(第24報)を発出した。【Joint編集部】

介護施設・事業所の職員がワクチンを接種する、あるいは接種後に副反応が出たことで一時的に不足してしまう場合、人員配置基準の取り扱いはどうなるのか?

厚労省はこの質問を掲載し、「柔軟な対応をして差し支えない」と明記。あわせて、「同じ事業所の職員の接種日を分散させるなど、利用者の処遇に影響しないよう可能な限り調整すること」と要請した。介護保険最新情報のVol.995で周知している。

介護保険最新情報Vol.995

【第24報】Question1
介護サービス事業所に勤務する職員が新型コロナウイルスワクチンの接種を受けることや接種後の副反応によって一時的に不足する場合、人員配置基準などの取り扱いはどうなるのか?

Answer
職員がワクチンの接種を受けることや接種後の副反応により、一時的に人員配置基準を満たさなくなる場合は、柔軟な対応をして差し支えない。

また、基準以上の人員配置や有資格者などの配置により算定可能となる加算について、同様にワクチン接種の関連で一時的に要件を満たさなくなった場合も、柔軟な対応をして差し支えない。

なお、職員がワクチンの接種を受ける際には、同一事業所内では職員の接種日を分散させるなど、利用者の処遇に影響しないよう可能な限り接種日などの調整を行うこと。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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