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介護用おむつの種類は3つ!漏れないおむつの選び方と使い方

介護用おむつの種類は3つ!漏れないおむつの選び方と使い方介護用おむつの種類は3つ!漏れないおむつの選び方と使い方

hatonF

大人用のおむつにはいくつかの種類があって、身体状態によって選び方も変わるっポ。

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寝たきりとか、自分の足で歩ける人とかってことよね?

hatonC

そうだっポ。漏れにくい介護用おむつの選び方や、おむつ交換でやってはいけないことも解説するから、しっかりチェックしてね。

どんなおむつがある?介護用おむつの種類

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大人用のおむつには、主に以下のような種類があるっポ。

要介護度が進むにつれて、必要性が高まる介護用品といえば介護用おむつです。介護用おむつとはいわゆる大人用のおむつですが、一口に介護用おむつといってもさまざまな種類があります。

高齢者の介護用おむつ種類

パンツタイプ
その名の通り、パンツの形をしているおむつです。脱いだり履いたりが簡単にできるので、自力でトイレに行ける人や立位がとれる人に向いています。下着のような薄型タイプのおむつも販売されているため、外出時の着用もおすすめです。

テープタイプ
左右にマジックテープがついているので、寝たままの状態でも交換しやすいおむつです。マジックテープの留め方によってお腹まわりのサイズを調節できるので、使う人の体型に合わせることができます。

尿もれパッド
下着に当てて尿もれに備えたり、パンツタイプやテープタイプのおむつと併用して使ったりするパッドです。装着したときにズレないように、両面テープやマジックテープがついています。おむつと併用することで吸収量がアップし、コスト面でも経済的です。

布おむつ
あまり多くは見かけませんが、古くからある老人ホーム等では布おむつを使用しているところもあります。布おむつは、水に強いビニール製のおむつカバーと併せて使用します。しかし、一般家庭で使われることはほぼないでしょう。

mama_egao

赤ちゃん用と同じように、パンツタイプとテープタイプのおむつもあるのね。

漏れにくい介護用おむつの選び方

hatonG

おむつは漏れちゃうことが悩みって人も多いんじゃないかな? ここではサイズや吸収力での選び方を解説するっポ。

サイズの選び方
おむつは使用する高齢者の体型に合ったサイズを選ぶことが大切です。
たとえばパンツタイプのおむつ使用時に多いのは、足の付け根部分からの尿もれです。筋力が落ちて足が細くなっている高齢者が多いため、大きめのサイズを選ぶと足まわりがフィットしないことがあります。おむつを選ぶ際はウエストの確認だけでなく、足の付け根のサイズも確認しましょう。

一方、テープタイプのおむつでもっとも漏れやすいのは、背中側のウエスト部分からです。テープタイプのおむつを使用している人は寝ていることが多いため、どうしても背中側から漏れてしまいます。
テープタイプを選ぶ際は、マジックテープがお腹の前でしっかり留められるかの確認が必要です。使用する人の体型に合わないおむつを無理やりテープで留めて使用すると、おむつが本来の機能を発揮できず漏れやすくなります。

吸収量の選び方
おむつ選びには吸収量も重要なポイントです。おむつには1~2回分のおしっこを吸収する薄型のものから、4~5回分のおしっこを吸収する厚型のものまでいろいろあります。この吸収量の違いによって、交換するタイミングも変わってきます。
短時間の外出には薄型のおむつ、夜間は長時間にわたり漏れる心配のない厚型のおむつを選ぶなどの工夫が必要です。

mama_odoroki

漏れちゃったら大変!漏れない選び方は重要ね。

【身体状態別】自立、要介助、寝たきり…介護用おむつの選び方

hatonC

介護用おむつは、使用する人の身体状態によっても選び方が異なるっポ。

自立の人
排泄が間に合わなかったり、外出する際に不安があったりする人の場合は、尿もれの頻度によって選ぶおむつが変わってきます。

ほとんどトイレで排泄しているがときどき間に合わないことがあるような人は、下着にパッドを当てるだけで十分でしょう。
一方、毎回トイレに間に合わない人は、薄型のパンツタイプのおむつにパッドを当てる方法がおすすめです。薄型のおむつを履いていればズボンまで漏れる心配がありませんし、パッドが汚れてしまったときはパッドのみを交換すればよいので簡単です。

自立の人が着用するおむつを選ぶ際は、本人の自尊心を傷つけないよう自分で交換できる形を選ぶことがポイントです。

トイレ介助を必要とする人
食事や歩行は自立していても、ズボンを上げたり下げたりするのが難しい高齢者は意外と多くいます。その場合は誰かが介助をすることになるため、上げ下げが簡単なパンツタイプのおむつがよいでしょう。
尿もれの頻度が高い人にはパッドを併用し、汚れたパッドのみを交換する方法が介護者の負担軽減につながります。

車椅子の人
車椅子を使用していても、手すりにつかまって立てるのであれば自分でトイレに行くことは可能です。ただし手すりにつかまった状態なので、片手でパンツを上げ下げしなくてはなりません。そのため、パンツタイプのおむつがおすすめです。
ただし立っているときにふらつきが見られる場合は、転倒のリスクがあるため介助が必要になります。

認知症の人
認知症の症状にもよりますが、中にはパッドの使用方法が理解できずにトイレにパッドを流してしまう人がいます。そのような心配がある人には、パンツタイプのおむつを使用した方が安心です。

寝たきりの人
寝たきりの人は、トイレで排泄ができません。そのため、常にベッド上でのおむつ交換が必要です。テープタイプのおむつなら、寝たままの状態でも交換しやすいので扱いやすいでしょう。
なおテープタイプのおむつを毎回交換しているとコストが高くなるので、パッドとの併用をおすすめします。パッドのみを交換する方が経済的です。

mama_egao

認知症のある方のおむつ選びにも注意が必要なのね。

おむつ交換でやってはいけない5つのこと

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間違った介護用おむの使い方をしている人がまれにいるっポ。いくつかの「やってはいけないこと」をまとめたよ。

本人の自尊心を傷つけない
介護用おむつの使用を決めるとき、高齢者は羞恥心や自分への苛立ちなどさまざまな感情を抱きます。そのためオムツ交換の際は、本人の自尊心を傷つけないような声掛けや対応が必要です。

尿とりパッドを重ねない
尿量が多いからといって、尿とりパッドを重ねて使ってはいけません。なぜならパッドを重ねても、1枚目のパッドでしか尿を吸わないからです。意味がないばかりかおむつの中の通気性が悪くなり、おむつかぶれの原因になってしまいます。そのほか男性器にパッドを巻き付ける方法も、皮膚の状態を悪化させてしまう間違った使い方です。
尿量が多くておむつから漏れる場合は、パッドの種類を見直したり、交換の回数を増やしたりする方法が有効です。排泄チェック表を作って、排泄リズムを把握するのもよいでしょう。

深夜のおむつ交換はしない
おむつ交換の回数を増やせば、おむつかぶれの予防につながります。しかし、夜のおむつ交換だけは例外です。高齢になると寝つきが悪くなるため、夜のおむつ交換によって覚醒し昼夜逆転する恐れがあります。深夜のおむつ交換は、家族の介護疲れの原因にもなるので行わないようにしましょう。
朝までぐっすり眠れるよう、吸収量の多いおむつを使用して睡眠を確保してください。

おむつを引っ張らない
寝たきりの人のおむつを交換する際にやりがちなおむつを引っ張る行為は、摩擦によって皮膚の状態を悪化させ、褥瘡(床ずれのこと)の原因になります。おむつ交換のときは、大変でも体位交換(寝返りを打たせること)を行い、おむつを引っ張らずに交換しましょう。

パッドのみ交換し続ける
パッドしか汚れていないからといって、パッドのみを交換し続けるのも衛生上よくありません。おむつは汚れていなくても、1日に1回は新しいものに交換しましょう。おむつは下着と同じだと考えると当然のことです。

mama_nayami

お年寄りは赤ちゃんじゃないから尊厳が大切だわ。おむつはデリケートな問題よね……。

おむつは最終手段?排泄はなるべくトイレで

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おむつの使用を決定する前に、ちょっと考えてみてほしいっポ。

「排泄の失敗が増えた=おむつ」といった安易な考え方で、おむつに頼るのはよくありません。一度おむつにするとトイレに行くことが面倒になったり、外出が億劫になったりするデメリットがあります。その結果、下肢筋力の低下や引きこもりにつながる可能性も否定できません。

なぜ失敗してしまうのか、どうすれば失敗を防げるかを考えることが必要です。
トイレに行くまでに時間がかかって間に合わないのであれば、廊下に手すりをつけたり、ポータブルトイレを使ったりする方法もあります。
尿意を感じにくくなった人には、排泄のタイミングを把握し、時間でトイレに行くよう促すのも効果的です。なるべく自分でトイレに行ける環境を整えましょう。

ただし、座位が保てずトイレから転倒する危険がある人には介助者の支えが必要です。身体状態に合わせた介助方法を行ってください。

mama_egao

一度おむつにしたら、そこから元に戻すのは難しそうだものね。ちゃんと検討することは必要だわ。

配慮をしつつ、介護用おむつを上手に活用しよう

介護用おむつを使用することによって、自尊心を傷つけられる高齢者も少なくありません。そのため、おむつを使う際は最大限の配慮をする必要があります。さらに、おむつにはいろいろな種類があるので、使用する人の状態や用途に合わせて選ぶことが大事です。
本人の不快感はもちろん介護する人の負担も軽減される介護用おむつ、上手に活用してみてください。

介護ライター
著者:mami

介護福祉士、社会福祉主事を取得後、特別養護老人ホームで5年間、生活相談員としてデイサービスに4年間勤務。働きながら、介護専門相談員の資格を得る。現在は育児をしつつ、福祉に関わる記事を執筆中。

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