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【白菜の重ね蒸し】包丁いらずで失敗しない!高齢者も安心の簡単レシピ

【白菜の重ね蒸し】包丁いらずで失敗しない!高齢者も安心の簡単レシピ【白菜の重ね蒸し】包丁いらずで失敗しない!高齢者も安心の簡単レシピ

自宅で料理をしたいけれど、洗い物を減らしたい、包丁を使いたくない、ごみはできるだけ出したくない……そんな方におすすめのレシピです。
ご紹介するのは、高齢者でもやわらかく食べやすい「白菜の重ね蒸し」。野菜をたっぷりとれます。包丁やお鍋、フライパンの出番がなく、生ごみも少なくて簡単。比較的安く材料が揃うので、節約レシピとしてもおすすめです。

料理が苦手な高齢者でも簡単!皮むき器で作れるレシピ

「あなたは、誰と暮らしていますか?」ときかれたら、何と答えますか?
両親、きょうだい、こども、パートナー、かわいいペット、それとも一人暮らし…? 中には、その全部と親戚!という方もいるかもしれませんが、残念ながら、近年で多くの同居者がいると答える方は減少しています。

“減少”というとなんだか物寂しい響きがありますが、“個々を楽しみながら生活できる”時代と言い換えることもできます。「みんな」と「自分」とを上手に切り替え、心身ともに自由なシニアライフを送れたら良いなと思います。

今回ご紹介するレシピ「白菜の重ね蒸し」は、生ごみをなるべく出さずに調理できます。
ごみの回収日を減らす自治体が増えているのは仕方のないことではありますが、大きなごみ袋を持って集積所へ向かうことはお年寄りのみならず、妊婦の方や障がいのある方など、若くても難しいと感じる方は意外と多いものです。
料理を作る段階から、少なくするよう心掛けることで、ごみをコンパクトにまとめられます。

また、包丁を使わず、皮むき器だけで作れるので「料理は苦手だな」と感じている方にもぜひ、挑戦して頂きたいです。「一人暮らしなんて無理でしょ」なんて言われているお父さん。息子さん・娘さんに手料理を味わってもらい、まだまだカッコイイお父さんを見せましょう!

白菜の重ね蒸し 作り方

材料(2人分)
白菜 4~5枚分(180g)
にんじん 20g
大根 20g

A 鶏ひき肉 120g
A 粉豆腐 大さじ3
A おろし生姜 少々

(あん)
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ1/2
顆粒だし 少々
水 大さじ2
片栗粉 小さじ1/3
水(水溶き片栗粉用) 適量 

1.野菜を洗う。白菜は蒸す時に使う耐熱容器に合わせてちぎっておく。にんじんと大根は皮むき器で皮ごとスライスする。

2.Aの食材を、よく混ぜ合わせる。

3.耐熱容器に、野菜と2を積み重ねるように詰めていく。2人前の場合、白菜→肉→人参・大根の順に詰めていくと、2巡ほどになります。(容器に食材が直接触れる場所はなるべく野菜になるように詰めると、あとで器を洗いやすいです)

4.電子レンジを使い、食材に完全に火が通るまで加熱する。
加熱の目安:600w、8分(使っている機種によって加熱時間が異なるので、加減しながら行ってください)

5.耐熱容器に砂糖、しょうゆ、顆粒だし、水を入れて電子レンジで加熱する。温まったら水溶き片栗粉を加えてよくかき混ぜ、再び5秒ほどレンジにかけ、よくかき混ぜる。
5秒レンジとかき混ぜを3回程度くりかえし、とろみがついたら、重ね蒸しにかけて完成!

白菜の重ね蒸しのポイントは粉豆腐

通常はひき肉に刻んだネギを合わせることが多いかと思いますが、粉豆腐に変えることで食材の水分を逃がさず、旨味の流出も抑えます。
水分が飲み込み時のパサつきを抑えてくれるので、飲み込みが気になるお年寄りの方も、おいしく頂けます。

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レシピ・イラスト:根路銘 寿々

著者の画像

レシピ・イラスト:根路銘 寿々

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認定食物アレルギー管理栄養士
特別養護老人ホーム、療養型病院、保育園での勤務を経て、栄養士イラストレーター“ねこかん。”として、食に関するイラスト作成や、食事相談をしています。おとなもこどもも、たくさん食べるひとが大好きです!

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