介護職員初任者研修、オンライン受講が正式解禁へ 2027年度から 厚労省方針

介護職員初任者研修、オンライン受講が正式解禁へ 2027年度から 厚労省方針介護職員初任者研修、オンライン受講が正式解禁へ 2027年度から 厚労省方針

厚生労働省は3月31日、介護職員初任者研修の運用ルールを改正してオンラインでの受講を正式に認める方針を示した。介護保険最新情報Vol.1490で現場の関係者に広く周知している。【Joint編集部】

新たな恒久ルールを2027年4月から施行する。これに伴い、コロナ禍を受けて認めてきた通信学習ですべて実施できるようにする特例を、2027年3月末をもって廃止するとした。

受講者の負担を軽減し、ホームヘルパーなどで働く資格を取得しやすい環境を整えることが狙い。従来の対面を基本とする運用ルールを改め、受講形態の大幅な弾力化に踏み切る。

今後は対面のほか、オンラインを活用する形態、あらかじめ録画された動画を視聴する形態、あるいは従来の通信学習(郵送など)とオンラインを組み合わせた形態などで実施することが可能となる。

※ 通信学習には時間数の上限あり。

厚労省はオンラインなどの導入にあたり、初任者研修の質を担保するための要件を設けた。

講師へ質問できる機会を確保するほか、研修途中での試験や課題、レポートなどで理解度を確認することを求めた。リアルタイムのオンラインの場合について、受講者の画面が常に表示されていることをチェックすべきと要請。あらかじめ録画された動画を利用する場合は、添削や面談などで十分な指導を併せて行うよう念を押した。

一方で、実技を学ぶ演習・実習については引き続き対面での実施を必須とした。ただし、別会場に講師を配置するサテライト型など同様の効果が認められる形態は、対面に含めるとしている。

自治体から国に対し、初任者研修の運用ルールの弾力化を求める声が上がっていた経緯がある。厚労省はこのほか、生活援助従事者研修についても同様にオンラインなどの受講を認める方針を示した。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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