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高齢者の会話で多い「アレ」や「ソレ」。理解できないヘルパーを助けたのは…【介護漫画】

高齢者の会話で多い「アレ」や「ソレ」。理解できないヘルパーを助けたのは…【介護漫画】高齢者の会話で多い「アレ」や「ソレ」。理解できないヘルパーを助けたのは…【介護漫画】

なかなか言葉を思い出せず「アレ」「ソレ」が多い高齢者。ヘルパーが理解できず困っていると……。

「ああ、アレな」

介護漫画/言葉が出てこずアレ・ソレが多い高齢者1

介護漫画/言葉が出てこずアレ・ソレが多い高齢者2

訪問介護のヘルパーをしていると、利用者さん方によく言われる「アレ取って」。ですが、アレ・ソレと言われてもどれかわからず、どうしたらいいか悩むことがしばしばあります。

年を重ねると「喉まで出かかっているのに……出てこない」と言う現象が増え、「早く伝えたい」と思えば思うほど単語が出てこなくなるようです。

こちらの利用者さんは一人暮らし。入院中に介護認定を受けたため、退院後は同じ町内に住む妹さんの世話を受けながら訪問介護を利用することになりました。

訪問介護サービスを開始するためには、サービス担当者会議を開催する必要があります。ケアプランの検討や情報共有などをするために、利用者さんと介護のキーパーソンである妹さん、ケアマネジャー、サービス提供責任者などが集まりました。

しかし、利用者さんは言葉を発しようとしても「アレ」「ソレ」となかなか言葉が出てこない様子です。妹さんは「兄は昔から口下手で甘えてた」「ヘルパーさんにも甘えるに決まってる!」と心配になったようで、初回の訪問介護サービス時には同席していただけることに。

実際にサービスが始まると、利用者さんは本当に口下手です。「ソレ取って」「ソレやんかソレ!」と何度も教えてくれるのですが、具体的な単語が出てきません。

私が何のことかわからず困っていると、しびれを切らした妹さん。「ちゃんと喋らな!アレやソレじゃわからんでしょ!」と言って渡したのは孫の手でした。

「ヘルパーさんに頼らんと自分で取らなあかんで」と怒られ、利用者さんはしょぼんとしていましたが、アレ・ソレで通じる妹さんの存在に嬉しさを感じているようにも見えました。

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漫画・コラム:藤木 なみき

著者の画像

漫画・コラム:藤木 なみき

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介護福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、認知症介護実践者研修修了、介護予防運動指導員、ビューティータッチセラピスト
2003年より出産・育児をしながら介護職員として働く。訪問介護、デイサービス、デイケア、グループホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、これまで多数の居宅サービス、施設サービスを経験。現在はホームヘルパーとして働きながら、さまざまな職場での実体験をもとに介護関連のイラストや漫画を作成する。

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