足腰に不安がある高齢者。骨折して要支援になった経験から、転倒しないよう常に気を付けています。
日課の散歩中、転ばないよう慎重に石段を下っていると……。
「歩けてこそ健康」がモットーだという訪問介護の利用者さん。ご主人を早くに亡くされ40代でシングルマザーになってからは、子供2人のために身を粉にして働いてきました。
しかし子供が巣立ってから初期の大腸がんに。命に別状はなかったものの「健康」のありがたみを実感したそうです。
現在は、要支援で足腰が少し不自由な状態です。ヘルパーが買い物や掃除などの生活支援をしていますが、「子供たちに面倒はかけたくない」と、毎日健康を意識して生活しているおかげか、杖歩行で隣町へ行けるほどに回復してきました。
要支援になったきっかけは、お風呂場で転倒したことによる太ももと腰の骨の骨折。また、入院中には高齢者が多い病棟で、車椅子なしでは生活できない人を見てきました。
それらのことから、転倒には非常に敏感になっていて、「コケたら終わり」とよくおっしゃっています。
そんな利用者さんの散歩コースには神社があります。神社は自宅からほど近いのですが、お社に向かうには10段強の石階段があり、少し急です。
それでも、昔からお世話になっている氏神様とあって、参拝は欠かせません。
転倒しないようゆっくりと石段を上がりますが、足腰が不安な高齢者にとっての難関は下りです。帰りはさらにゆっくりと石段を下るそう。
するとあるとき、若者に「大丈夫ですか」と声を掛けられたんだとか。「一緒に降りましょう」と、手を差し伸べてくれたそうです。
10代そこそこの若者の優しさに触れ、「申し訳なかった」と言いつつ、笑顔がほころんでいました。
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