レビー小体型認知症の利用者さん。庭でしゃがんでいるところをヘルパーが発見し、心配して声を掛けると……。
家族が認知症になったら、どうしますか?
認知症になったら、過去の出来事だけでなく、ついさっきの出来事も忘れてしまう。家族のことや自分のことも忘れてしまう……。
もしそんな状態になったら、とてもじゃないけどお世話なんてできない。そんなふうに思っていませんでしょうか。
しかし、ご家族とヘルパーのサポートにより、自宅での生活を続けられるケースはたくさんあります。
その一例が、こちらの利用者さん。4年前にレビー小体型認知症と診断されました。
当時は施設を探していましたが、条件に合う施設はどこもいっぱい。娘さんはそのうちに「お母さんは人見知りだから」と施設探しをやめ、自宅で暮らすことを選択しました。
レビー小体型認知症の方には、現実にはないものが見えてしまうという特徴的な症状(幻視)があります。
利用者さんは、自宅にある大きな庭で「子供がいる」と手を振ったり、「猫がいる」と庭でこっそり身を隠したり。
そのままひとりで外出してしまったら大変なので、家族はまず利用者さんの靴にGPSをつけました。玄関・勝手口・庭にある門扉にはセンサーを設置。
それから、ガスコンロはIHに替え、先がとがったものや刃物を隠しました。
ご本人はたまに掃除用具を間違えるようなミスをしますが、ご家族もほほえましく見守っています。
ヘルパーにも「幻視のあるこの方の発言はすべて受け入れるように」と徹底されており、利用者さんが少しでも長く自宅で過ごせるよう、前向きな気持ちでサポートしています。
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