珍しく雪が積もり、辺り一面が真っ白になった日。ある高齢者は、弾む心で外に出ようとしたのですが、ふと「あること」が頭をよぎり……。
私の暮らす地域では雪があまり降りません。少しでも雪が積もろうものなら「雪だ雪だ!」と、老若男女問わず大はしゃぎです。
こちらの利用者さんもそのひとり。ひざを手術した影響で歩行が少し不安定になり、ヘルパーが家事や買い物の支援、安否確認をすることになった方です。
以前は別の県に住んでいましたが、一人暮らしをしていた利用者さんを心配し、数年前に娘さんが呼び寄せたとのことでした。
ある日、この地域では珍しく雪が降り、昼頃には真っ白に積もっていました。
利用者さんが以前暮らしていた地域もあまり雪が降らず、この方は雪に不慣れです。心配に思い、訪問したときに「この前の雪で危険のことはありませんでしたか?」と聞いてみました。
すると「雪の日は転んだりしてない。一歩も外に出んかったからな!」と、少し慌てた様子。
よくよく聞いてみると、あまり雪を見たことがないから感動したし、本当は映画のワンシーンのように雪の上を歩いてみたかったそう。
でも、想像したら「転ぶかも」「浮かれたじいさんだと思われるかも」と不安になり、けっきょく家からは一歩も出なかったんだとか。
美しい雪景色に魅了された一方で、転倒の危険があるスリリングな景色に見えたようです。
雪に不慣れな地域の方は、雪道で転倒して骨折してしまうリスクがあります。身近に高齢者がいる方は、外出時に安全に移動できるように、ぜひ注意してほしいと思います。
こちらもおすすめ
おすすめ事業所情報
新着記事