2月3日は節分です。節分といえば豆まき、そして恵方巻。しかし恵方巻は一気に食べなければならず、高齢者にとっては危険なことも……。
過去に恵方巻を喉に詰まらせた経験のある父親を心配し、娘は“新しい恵方巻”を考案しました。
2月3日は節分です。昔から無病息災や商売繁盛を願って恵方巻が食べられていますね。
人気の恵方巻は予約販売で売り切れてしまうなど、「節分といえば恵方巻」という習慣が根付いていることを感じます。
高齢者もそれは同じで、毎年ちゃんと恵方を向いて恵方巻をいただく習慣があり、またそれを楽しみにしています。
そもそも巻き寿司やちらし寿司は高齢者のご馳走です。記念日に買う方もいますし、「リハビリをがんばったから」と自分へのご褒美に買う方もいます。
しかし、恵方巻は高齢者にとって危ないことも……。
恵方巻は「七福神と縁を切らない」という願いを込めて、切らずに丸々一本を一気に食べることが基本です。
しかし高齢者にこれをされると、介助者は怖くてたまりません。
高齢になると咀嚼力が弱くなるだけでなく唾液の分泌量も減ります。7種の具材をぎゅっと巻いた巻きずしは喉に詰まってしまう確率が非常に高いのです。
また、巻かれている焼きのりも危険です。喉の奥で嚥下されずに引っ付くなどしたら呼吸困難になってしまいます。
しかし危険だとわかっていても、ヘルパーは「食べないで」と禁止することはできません。利用者さんが何を食べようと自由ですし、ヘルパーの発言に強制力はないのです。
「喉に詰まる危険がありますよ」「たっぷりお茶を用意してから食べてくださいね」などと意見するのが精いっぱい。
こちらの利用者さんは、過去に恵方巻を喉に詰まらせてしまった経験があるそうです。それを覚えていた娘さんは利用者さんに電話し、恵方巻を食べるうえでの注意事項を事前に伝えていました。
電話はこんな内容だったそうです。
「節分の日は、ヘルパーさんにちらし寿司ともみ海苔を買ってきてもらってね。食べるときは恵方を向いて、ちらし寿司ともみ海苔を交互に食べて。目をつぶれば恵方巻と味は同じだから! ヘルパーさんがいるところでお願いね!」
去年の節分では、喉に詰まらせることなく完食され一安心。恵方巻のいいアイデアを知ることができて、とても勉強になりました。
高齢者が恵方巻を食べるときには、本当に気を付けてもらいたいものです。
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