去年の母の日、腰を痛めていた訪問介護の利用者さん。それを知った3人の息子それぞれから届いた“母の日のプレゼント”に、利用者さんは少し困惑してしまったようです。
母の日には何を贈りますか? 私は去年、80歳になる母にちょっといいパジャマを贈りました。
「気を遣わなくてもいいのに~」と母は遠慮がちでしたが、子どもにとって母はいつまでも母です。これからも祝ってあげたいと思います。
訪問介護の利用者さんも、多くの方が母の日にはプレゼントをもらっています。
その中で、3人の息子さんがいる利用者さん。「3人目も男だったときは、女の子は産めないの?って姑に嫌味を言われたわ」と、よくため息をついていました。
男3人の子育てには苦労したようですが、母の日には色とりどりのカーネーションの鉢植えが届き、毎年はなやかです。
利用者さんは花を育てることが好きで、庭は季節ごとに花が咲くよう手入れされています。だから、息子さんたちも「鉢植えなら喜んでもらえる」と考えたのだと思います。
ですが昨年は腰を痛めて入院した経緯があり、庭の手入れが難しい状態でした。
「見てこれ……」と服をめくると、胴部を覆う大きなコルセット。退院後も痛みと戦いながらリハビリする日々でした。
「今年はお庭のお世話ができないわ……」とガッカリしていた利用者さん。息子さんたちには、母の日の前にそのことを伝えていたそうです。
すると昨年の母の日当日、宅配便で届いたのは3つのプリザーブドフラワー。なんと3人の息子さん全員がプリザーブドフラワーを選んだのでした。
利用者さんは「あの子たち、ちゃんと連絡取り合っているのかしら?」と心配そうでしたが、きれいなケースに入った花を眺めながら「気持ちはとても嬉しいわ」とニコニコ。
今年は腰の状態もよくなり、利用者さんは鉢植えのカーネーションが届くことをとても楽しみにしています。
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