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5月のレク事情に変化あり?デイサービスや高齢者施設でのおすすめレク

5月のレク事情に変化あり?デイサービスや高齢者施設でのおすすめレク5月のレク事情に変化あり?デイサービスや高齢者施設でのおすすめレク

*現在は新型コロナウイルスの影響で通常とは異なる対応が求められています。感染予防を最優先としていただきますようお願いいたします。

はーとん

5月にはどんなレクがあるのかな?
デイサービスや介護施設での5月のレクリエーションについて、介護のプロが教えてくれるっポ。

デイサービスや老人ホームなどでは、季節のイベントやレクリエーションが盛んです。これは楽しいからという理由だけではありません。

季節を感じることは、単調な生活になりがちな高齢者の心身によい影響をもたらします。また、家族との思い出がよみがえるきっかけになり、認知症の予防や進行防止につながるのです。

5月におすすめ!デイサービス・介護施設のレクリエーション

5月におすすめのレクリエーションを4つ紹介します。

1.端午の節句

5月の代表的な行事といえば、端午の節句です。

特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設では、こいのぼりをあげたり兜を飾ったりするところもみられます。

しかし、こいのぼりをあげることが難しいデイサービスでは、こいのぼりの貼り絵を作成して壁面に飾るといったレクの工夫も。

こいのぼりの貼り絵は、うろこに見立てた色とりどりの紙を大きな模造紙や画用紙に貼っていくと、個性豊かなこいのぼりが完成します。

こいのぼりの壁画や貼り絵はうろこ部分がポイントです。
同じ下地であっても、うろこの素材を変えるだけで仕上がりの印象が随分と変わります。

例えば、うろこの部分を折り紙で作る、紙皿やレースペーパー、コーヒーフィルターを折って用いるなどすると、より立体的なこいのぼりになります。
アイデア次第でさまざまなバリエーションのこいのぼりを制作できるでしょう。

また、端午の節句ではしょうぶ湯も楽しめます。
ただお風呂に入るだけでなく、あまり知られていない「しょうぶ湯の由来」や「正しいしょうぶ湯の入り方」をクイズにすれば、入浴時のコミュニケーションにもなります。

2.母の日

5月には母の日もあるので、カーネーションの工作などで男女ともに楽しめるレクを実施できます。

ただし、母の日に関するレクリエーションには注意が必要です。
子どもがいない、または結婚歴がない高齢者にとっては、辛い時間になってしまうかもしれません。そのため、職員には参加者の背景を考慮するなどの配慮が必要でしょう。

母の日には、例えば『かあさんの歌』など母にちなんだ歌はいかがでしょうか。
歌うことで、自分が幼かった頃に母親と過ごした日々を思い出すかもしれません。

高齢者それぞれに、歌から思い出された昔話をしてもらうことで、回想法としての効果も引き出せます。
ご利用者のさまざまな話から会話も膨らみ、男女問わず楽しいひと時を過ごせるのではないでしょうか。

3.動物園、植物園などへの外出レク

4月は春を感じられる時期ですが、高齢者が外出を躊躇してしまうような肌寒い日も多くあります。
しかし5月になれば暖かい日が増えるため、屋外で実施するレクは4月よりも5月の方が適しているのです。

気候に恵まれる5月は、日帰り旅行や動物園、植物園などへの外出イベントの実施が多くなります。

とはいえ、職員の人員数などの事情で遠方への外出が難しい場合もあるでしょう。
そのようなときは、外に椅子を並べていつものレクをするだけでも雰囲気が変わり、入居者や利用者の方の満足度が上がります。

4.ガーデニング

庭がある施設ではガーデニングがおすすめです。

5月はガーデニングや菜園の植え付けレクに最適な時期です。
5月に植え付けをするサツマイモやトマト、枝豆などの野菜は、夏から秋にかけて収穫します。

収穫の時期には、収穫イベントだけでなく採れたての野菜を使ったおやつ作りなど、継続したイベントを楽しめるでしょう。

また、ガーデニングや菜園には、園芸療法としての一面もあります。
植物を育てて自然に触れること、そして自分たちが植え付けをした野菜や花が成長してく姿を見ることは、高齢者の心理面によい影響を与えます。

屋外に出て体を動かせば身体的な機能訓練にもなりますし、室内での生活が多い高齢者の気分転換になるなど、ガーデニングや菜園にはメリットが多いのです。

庭がある介護施設やデイサービスであれば、ガーデニングや菜園づくりはぜひ取り入れたいレクリエーションといえます。

最近の5月のレク事情に変化あり

近年は、年間イベントの計画を見直す施設が徐々に増えています。

高齢者施設の夏祭りや秋祭りイベントは、従来8月から10月ごろに開催していました。
それが、小学校や中学校での運動会は5月開催が多くなっているのと同様に、猛暑を避けて5月にお祭りイベントをする施設が増えているのです。

近年は10月になっても気温の高い日が続くなど、事前には猛暑の状況が読めません。
気温の高い時期の屋外活動は高齢者の熱中症のリスクを増やし、場合によっては命にかかわる恐れもあります。

また、利用者を熱中症の危険にさらすだけでなく、スタッフの負担が非常に大きくなります。
職員はイベントを運営しながら、利用者に水分補給を促し、身体面での安全を確保する必要があるからです。

熱中症や職員負担を避けるため、お祭りイベントを気候のよい5月に変更する施設が増えています。

ゴールデンウィーク開催のイベントで家族参加も

5月のゴールデンウィークは仕事が休みの家族も多くなります。
いつもは入居者や利用者だけのレクリエーションやイベントも、ゴールデンウィークなら家族も一緒に参加しやすいでしょう。

家族の参加はイベントを盛り上げるだけではありません。

離れて暮らす家族と高齢者が一緒に楽しめば、双方によい思い出が残ります。
また、普段なかなか顔を出せない家族にとっては、職員とコミュニケーションをとれる機会にもなります。

家族にも施設にも大きなメリットがあるのです。

まとめ

5月は気候がよく、外出やお祭りなど季節に応じたレクリエーションが楽しめます。
ゴールデンウィークには、それぞれのデイサービスや老人ホームでご家族も一緒に楽しめるといいですね。

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高齢者レク・介護レクリエーション記事一覧

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著者:寺岡 純子

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著者:寺岡 純子

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合同会社カサージュ代表
主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)、看護師、福祉住環境コーディネーター2級、終活カウンセラー1級
8年間の臨床看護を経て、介護保険の開始に伴い介護業界へ転向。全国展開する大手介護事業者で部長職としてさまざまな介護サービスの運営・人材育成を経験する。医療・介護の幅広い知識と経験を多くの介護事業者に届けたいとの思いから独立。現場・事業者・利用者の視点に立ち、介護に特化した研修や事業者・介護者のサポートを行っている。

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