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デイケアは運動を嫌がる高齢者でも大丈夫?【介護漫画】

デイケアは運動を嫌がる高齢者でも大丈夫?【介護漫画】デイケアは運動を嫌がる高齢者でも大丈夫?【介護漫画】

デイケア(訪問リハビリテーション)でのリハビリを嫌がる高齢女性の田原さん。「転倒して体が痛い」とウソをつきますが、デイケア職員のほうが一枚上手でした。スタッフの言動が田原さんをリハビリに導いたのですが、その方法とは……?

デイケアでリハビリを嫌がる田原さん

介護漫画/デイケアで運動を嫌がる高齢者1

介護漫画/デイケアで運動を嫌がる高齢者2

私がデイサービスで働いているとき、よく新規の方の対応や面接も行ったのですが、正直誰もが進んで「デイサービスに行きたい!」と思っている訳ではないことが、そこで始めて分かりました。
むしろその逆で、高齢者の皆さまは変化を嫌う傾向にあり、デイサービス利用にあまり積極的ではありません。そのため、介護をなさっているご家族は困ってしまうことが多くあります。

私がデイケア(通所リハビリテーション)で働いていたある日のこと、近所で八百屋を営むおかみさんが相談に来てくださいました。
「ウチのおばあちゃんが『デイサービスなんて子供っぽくて行けない』と言うから困ってるんです」。

話を聞くと、おばあちゃんは八百屋さんの近所に住んでいるので、おかみさんはヒマを見つけては様子を見に行っているそうなのですが、膝には常に打ち身や擦り傷があるとのこと。どうもたびたび家の中で転倒しているようなのです。
杖や伝い歩きでしか移動できないおばあちゃんは、運動不足になって足の筋力が低下してしまったようでした。

「店が忙しくて世話をやいてやれない。こちらに通わせたいんです」。そうデイケアに相談を終えられたおかみさんは、早速その足でケアマネジャーに相談。数日後に当施設に戻って来られ、運動不足解消と歩行訓練両方の目的で、おばあちゃんをデイケアに通わせる手続きをされました。

ですが家族が「運動しなさい」と言ってもなかなか動かないおばあちゃんが、いきなりデイケアでやっていけるか?と、おかみさんは不安にも思われているようでした。
確かに一朝一夕ではすんなりと歩けるようにはなりません。というかリハビリがメインの施設でさえも、機能訓練どうこうではなく、まずは人間関係の構築が第一であると専門職員一同は心得ています。
良い人間関係・信頼関係が築けていなければ、せっかく通ってくださっていても長く続かなかったりお休みが目立ったりすることも。

また、ダイエットと一緒でリハビリも楽しくなければ続かないもの。リハビリスタッフのポジティブな声掛けで、リハビリに活気が出てきます。
運動嫌いをなおすことはできなくても、こちらからのアプローチですんなり動いてくださる方もたくさんいらっしゃるんです。

デイケア(通所リハビリテーション)のスタッフは、優しさと厳しさの両方を兼ね備えたリハビリのプロばかり。その方によっては持病の進行もあるので回復の程度はさまざまですが、最低限現状のラインは確実に維持できるはずですよ!

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漫画・コラム:藤木 なみき

著者の画像

漫画・コラム:藤木 なみき

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介護福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、認知症介護実践者研修修了、介護予防運動指導員、ビューティータッチセラピスト
2003年より出産・育児をしながら介護職員として働く。訪問介護、デイサービス、デイケア、グループホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、これまで多数の居宅サービス、施設サービスを経験。現在はホームヘルパーとして働きながら、さまざまな職場での実体験をもとに介護関連のイラストや漫画を作成する。

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