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デイサービスの夏祭りが憂鬱だったけど…高齢者が当日に活躍できた理由とは?【介護漫画】

デイサービスの夏祭りが憂鬱だったけど…高齢者が当日に活躍できた理由とは?【介護漫画】デイサービスの夏祭りが憂鬱だったけど…高齢者が当日に活躍できた理由とは?【介護漫画】

7、8月はデイサービスの夏祭りシーズンです。たくさんの人で賑わうお祭りは楽しいものですが、人混みが苦手でお祭りを憂鬱に思う利用者さんも……。
そんな利用者さんが夏祭り当日に活躍した理由について、ヘルパーに教えてくれました。

「夏祭りは人が多くて苦手」

介護漫画/デイサービスの夏祭りが苦手な高齢者1

介護漫画/デイサービスの夏祭りが苦手な高齢者2

右側に軽度の麻痺がある訪問介護の利用者さん。娘さんは仕事で家を空けることが多いため、リハビリと入浴を主な目的に、日中はデイサービスを利用しています。

利用者さんが通うデイサービスは、毎年夏祭りが開催されています。
このデイサービスの利用者は1日に約40人。非常に規模が大きいため、職員さんは夏祭りの準備がとても大変です。そこで、利用者の方々にも準備を手伝ってもらっているそうです。

しかし、こちらの利用者さんは、どちらかというと人込みが苦手です。以前、夏祭りの話をしたときも、「どこか休憩できる場所はあるんだろうか」「しんどくなったら帰っていいのか」などと気にされていました。

そんな利用者さんですが、夏祭り当日には首からメダルを下げてデイサービスから帰ってきました。
そのメダルは「お礼にもらったんだよ」とのこと。夏祭りで開催の挨拶をしたそうで、「ワシなんかがやってよかったのか」と、ちょっと疲れた表情です。

利用者さんは夏祭りに積極的ではありませんでしたが、祭り好きという他の利用者さんの誘導で、半ば強引に役員にされてしまったそう。

祭り好きの利用者さんは、日本の代表的なお祭りはほとんど網羅したという根っからの祭りマニア。日頃はおとなしいのに、熱心に祭りの話をされていたそうです。
その話を聞いていただけなのに、ふたり一緒に夏祭りの役員をやることになってしまったんだとか。

しかし利用者さんは、夏祭りに前向きな気持ちがなかったものの、「やったら少し気持ちよかった」とのこと。もしかしたら、来年は自分から役員を買って出るかもしれませんね。

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漫画・コラム:藤木 なみき

著者の画像

漫画・コラム:藤木 なみき

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介護福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、認知症介護実践者研修修了、介護予防運動指導員、ビューティータッチセラピスト
2003年より出産・育児をしながら介護職員として働く。訪問介護、デイサービス、デイケア、グループホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、これまで多数の居宅サービス、施設サービスを経験。現在はホームヘルパーとして働きながら、さまざまな職場での実体験をもとに介護関連のイラストや漫画を作成する。

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