「あ、またトイレが…」介護士が職場でちょっと苦労している理由とは?【漫画】

「あ、またトイレが…」介護士が職場でちょっと苦労している理由とは?【漫画】「あ、またトイレが…」介護士が職場でちょっと苦労している理由とは?【漫画】

ある介護士が職場で感じる、日々のちょっとした悩み。
バタバタしそうなお昼の前や入浴介助の前、「ちょっとトイレに行こうかな」と思っても、なかなか思い通りにいかないことがしばしばあるようで……。

「さて、忙しくなる前に…」

男女比が生んだ介護職のトイレ事情1/介護士漫画

男女比が生んだ介護職のトイレ事情2/介護士漫画

私の働く病院には、各病棟に男女1つずつしか職員用トイレがありません。
ルーチン業務がひと段落するタイミングはみんな同じなので、トイレ待ちで並ぶこともしばしば。

患者さんの食事やおやつ、入浴介助などは、何かあるとバタバタと慌ただしくなり、トイレどころじゃなくなってしまいます。なので、できれば事前に済ませておきたいのですが……。

職員用トイレの数は男女同じなのに、職員はほとんどが女性。日によっては男性がいないこともあるくらいです。
女性用トイレには行列ができていていても、男性用トイレに並んでいることはまずありません。

それに職員には腰痛ベルトを使用している人が多く、トイレが狭いので一苦労。時間がかかるのも仕方ありません。

並ぶ時間がもったいないので「何か仕事をしてからまた来よう」と一度離れても、戻ってきたら更に人が増えていることも(笑)。
そんんときは、あきらめてトイレの隣の休憩室でお菓子をつまみながら待ってみたり。

そんな状況が少なくないので、できるだけ空いているときに済ませるようにしています。
でもちょっと切羽詰まると、列ができている女性用トイレの隣にある人の出入りがないトイレを見て、「もう男子トイレ使っちゃえ!」ってこともありました。

実際には、男女兼用にしている病棟もあるのでそれほど気にする必要もないのかもしれませんが、男性用のプレートが付いているとやっぱり躊躇しちゃいます。

小さな問題ですが毎日のこと。トイレの比率も男女比を合わせてほしい……というのがちょっとした悩みです。

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漫画・コラム:きやゆか

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介護福祉士
精神科病院に勤務する介護士。看護補助として働く。自己研鑽の院内研修を終了し、その後介護福祉士を取得。勤続10年を迎えてベテラン域に入り、責任のある立場に押し上げられ新人指導にもあたるが苦戦する毎日。家では夫と2人の息子、犬の世話に追われ、合間にイラストや漫画を作成する毎日を送る。

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