悪天候でも毎日の散歩を欠かさない高齢者。“あるモノ”のおかげで楽しく散歩できているそうです。
ですが、その“あるモノ”のせいでデイサービスをズル休みすることに……?
だんだんと気温が下がり、体を動かしやすい季節になってきましたね。最近は昼間にウォーキングしている方を見かけるようにもなりました。
運動不足は体力低下だけでなく気力の低下にもつながるため、日々の運動はとても大事です。
特に高齢者の場合は、足が悪くなると動きにくくなるだけでなく、家族や友人に会いにくくなり社会性も失われてしまいます。
そういった運動不足による悪影響をよく知っている利用者さん。
脳梗塞をきっかけに歩行困難となりましたが、リハビリをがんばり足先に少ししびれが残る程度まで回復。
退院後もリハビリで得たトレーニングの知識を活かして、毎日のウォーキングを始めました。
訪問介護では入浴の見守りとして入ったのですが、1カ月で必要なくなり、ご家族やケアマネさんも驚くほど回復しました。
今では、生活援助や買い物のために訪問しています。
「日々新しい知識・新しい文化を生活に取り入れたい」がモットーの利用者さん。
「毎日ただ歩いているだけではもったいない」と、位置情報ゲームのアプリをインストールしたそうです。歩数や移動距離がわかり、歩けば歩くほどかわいいキャラクターに出会えます。
生活援助で訪問したある日、利用者さんから「デイサービスを休んだ」と聞かされました。
驚いて話を伺うと、「実はね……レアなキャラクターがこの先の公園に出現するって言うから、すぐに休みの電話を入れちゃったよ」と照れ笑い。
利用者さんは、アプリのおかげで1日平均1万歩も歩いているそう。「入院前よりも何だか元気になったよう」と、ご家族も驚いていました。
歩くことの大切さを利用者さんに教わったエピソードです。
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