初めてのショートステイでは、どのような持ち物を揃えればよいか迷う方も多いでしょう。
歯ブラシなどの日用品や着替え、服用中の薬などはもちろんですが、他にも準備が必要な持ち物は複数あります。
本記事では、実際に使えるショートステイの持ち物チェックリストや準備のコツ、注意点などをご紹介します。
ショートステイとは、介護が必要な方(要介護認定を受けた方)が短期間だけ施設に宿泊し、必要な介護や日常生活の支援などを受けられるサービスです。
高齢者の孤立感の解消や、家族の介護負担の軽減を主な目的としており、食事や入浴、リハビリ、レクリエーションなどさまざまなサービスが提供されます。
宿泊できるのは、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、ショートステイ専門の施設などで、原則として30日まで連続利用が可能です。
介護保険適用のショートステイは「短期入所生活介護」と「短期入所療養介護」の2種類に分けられ、後者では医療面のケアも受けられます。
短期入所生活介護と短期入所療養介護の特徴は以下です。
| 短期入所生活介護 |
|---|
| ・医療行為は原則含まれず、日常生活の支援が中心 ・特別養護老人ホームなどに宿泊する ・食事・入浴・排泄などの日常生活の介護が受けられる ・心身の維持・向上を目的としてレクリエーションや機能訓練などを受けられる |
| 短期入所療養介護 |
|---|
| ・医療的ケアが必要な高齢者も利用できる ・介護老人保健施設、介護医療院、医療機関などに宿泊する ・食事・入浴・排泄などの日常生活介護に加え、医師や看護師による健康管理・医療支援が受けられる ・心身の維持・向上を目的としてレクリエーションや機能訓練などを受けられる |
ショートステイとデイサービスはどちらも介護保険サービスですが、主に利用形態に違いがあります。
ショートステイは施設に宿泊するのに対し、デイサービスは日帰りで通う形態です。
どちらも高齢者の身体機能の維持や生活の質向上、家族の介護負担軽減を目的としています。
ショートステイは泊まりで利用するサービスのため、たくさんの持ち物が必要になります。
ここでは主な持ち物を紹介しますが、施設ごとに必要な持ち物は異なります。ショートステイ先の案内を確認しながら、忘れ物がないように準備しましょう。
↓↓↓ショートステイの持ち物チェックリストをダウンロードする↓↓↓
ショートステイでは、普段使い慣れている日用品を持参すると、施設での生活がより快適になります。
日用品の一部は施設で用意されている場合もありますが、サイズや質感、使い勝手にこだわりがあるものや、歯ブラシ、タオルなどは持参するのが無難でしょう。
| 日用品の持ち物リスト |
|---|
| ・歯ブラシ・歯磨き粉 ・フェイスタオル・ハンドタオル ・洗面用具(洗顔料・石けん・シャンプー・リンス) ・ティッシュ・ウェットティッシュ ・コップ(割れないもの) ・電気カミソリ(必要な方) ・化粧品・ヘアケア用品(必要な方) |
ショートステイは宿泊を伴うサービスのため、着替えの準備が必要です。普段着やパジャマだけでなく、季節に応じた羽織りものなども準備しましょう。
| 着替えの持ち物リスト |
|---|
| ・パジャマ ・普段着(上下) ・下着・靴下 ・室内用のスリッパや靴 ・軽く羽織るもの(季節に応じて) |
着替えは、施設での活動やリハビリをするときに動きやすい服を選びましょう。
用意する枚数の目安は、日数分と汚れたとき用の予備を数枚です。普段着やパジャマは日数より少なくてもよいでしょう。
ただし、洗濯サービスの有無により準備する枚数は変わります。洗濯は施設によって対応が異なるため、事前に確認しておきます。
施設の対応に合わせて、洗濯サービスの利用や家族による衣類の交換など柔軟に対応しましょう。
普段服用している内服薬や外用薬もショートステイに持参しましょう。
| お薬の持ち物リスト |
|---|
| ・内服薬(常用薬) ・外用薬(塗り薬、貼り薬) ・頓服薬 ・目薬・点耳薬など必要な医薬品 |
頓服薬や予備の薬も用意しておくと安心です。また、服用方法や服用時間をメモして添えておけば、施設スタッフが正しく管理できます。
複数の薬を持参する場合は、薬剤師に1回分ずつ分包してもらうと管理がしやすくなります。名前や服用のタイミングを記載しておくと、飲み忘れや飲み間違いを防ぎます。
一包化してもらわない場合は、1回分ごとにチャック付きポリ袋などにまとめ、日付や服用のタイミング、名前を記載しておくのがおすすめです。
ショートステイを利用する際には、介護保険証や限度額適用認定証、必要な書類を持参しましょう。
健康保険証やかかりつけ医療機関の診察券も一緒に準備しておくと、万が一の体調不良や緊急時にもスムーズに対応できます。
| 保険証などの持ち物リスト |
|---|
| ・介護保険証 ・介護保険負担割合証 ・介護保険負担限度額認定証(お持ちの方) ・健康保険証(75歳未満) ・後期高齢者医療被保険証(75歳以上) ・お薬手帳 ・かかりつけ医療機関の診察券 ・緊急連絡先メモ |
ご本人が日常生活を送るうえで必要なものは、忘れずに準備しておきましょう。
| 日常生活に必要な持ち物リスト(必要な方のみ) |
|---|
| ・眼鏡、補聴器、杖 ・入れ歯、義歯ケース ・枕 ・時計 ・おむつ(持ち込みを希望する方) |
眼鏡や補聴器、杖などを普段使っている方は必ず持参します。補聴器は、予備の電池を用意しておくと安心です。
また、おむつは基本的にショートステイ先が用意しますが、持ち込み希望であれば施設に確認しましょう。
福祉用具貸与でレンタルした車椅子などは、持ち込みできない場合があります。持ち込みを希望する方は、事前にショートステイ先に確認してください。
ショートステイでは、入浴や食事などの合間に自由時間があります。より楽しく快適に過ごすために、ひとりで楽しめる趣味のグッズなどを持参するのもよいでしょう。
ただし、持ち込み可能なものは施設によって異なります。事前に確認した上で用意しましょう。
| 隙間時間に使える持ち物リスト(必要な方のみ) |
|---|
| ・本、雑誌 ・パズル、クロスワード、脳トレゲーム ・手芸・編み物セット、塗り絵セット、折り紙 ・テレビ、ラジオ、音楽プレーヤー、イヤホン |
ショートステイ先によっては特定の持ち物を求められることがあります。
例えば、マスクや洗濯物を入れる袋などです。施設の案内を十分に確認し、忘れ物がないように準備しておきましょう。
ショートステイの持ち物は意外と量が多く、忘れ物や紛失などのトラブルが起こる可能性があります。
ここでは、トラブルの原因を回避しつつ、効率的に準備をすすめる3つのポイントを紹介します。
ショートステイ先には多くの利用者がいるため、持ち物が混ざりやすくなります。取り違えや紛失を防ぐためにも、誰の持ち物なのかがわかるように必ず名前を書いておきましょう。
名前を書くときには以下のポイントを押さえておくと、持ち物が混ざったときも見つけやすくなり安心です。
また、防水ラベルやアイロンで貼れるタグを使うと取れにくくなります。
ショートステイの持ち物は、持ち込む前に写真を撮っておくと安心です。万が一紛失や取り違えが発生したときも、写真を見ながら確認できます。
持ち物をひとつずつ並べ、全体が写るように撮影しましょう。
ショートステイには、持ち込みを禁止しているものがあります。一般的に、刃物などの危険物や、食中毒のリスクがある生ものは持ち込みできません。
また、通帳や高価な貴金属などは紛失やトラブルの原因となるため、持ち込みを避けるのが無難です。
お酒やたばこなどの嗜好品、食品、現金も、施設のルールを事前に確認しておきましょう。
持ち込みできないものは施設ごとに異なります。詳細はショートステイ先にご確認ください。
ショートステイの利用に合わせて、そのたびに持ち物を揃えるのは手間がかかります。
そこで、あらかじめ必要な持ち物をまとめた「持ち物セット」を作っておくのがおすすめです。
バッグに日用品や衣類などをあらかじめ入れておけば、あとは直前でなければ入れられない薬などを追加するだけで準備が完了します。
直前に持ち物を揃えたり名前を書いたりする慌ただしさがなくなり、忘れ物のリスクも低くなります。
ここでは、ショートステイの持ち物に関するよくある質問とその回答をまとめました。持ち物の準備で混乱しないためにも、ぜひ参考にしてください。
ショートステイ先に洗濯サービスがない場合は、日数分が目安です。下着や靴下は日数分、洗濯の頻度が少ない普段着やパジャマは日数分より少な目でも問題ないでしょう。
ただ、不測の事態で汚れることもあるため、予備を入れておくと安心です。
洗濯サービスの有無や家族の持ち込みにより準備する枚数は異なります。ショートステイ先の案内にしたがってください。
現金や高価な貴金属の持ち込みは、紛失したときに大きなトラブルになり得ます。そのため、多くのショートステイ施設では、持ち込みを控えるよう案内しています。
どうしても必要な場合は、施設の職員と相談して管理方法を検討しましょう。
スマートフォンは連絡手段や娯楽として便利ですが、他の利用者への配慮から使用場所などに制限があります。
また、紛失や破損のリスクもあるため、持ち込む場合は施設のルールに従い、名前を記入したり、ケースに入れたりするなどの工夫をしましょう。
施設によっては、一部の物品(衣類や日用品など)を貸し出しています。しかし、薬などの替えがきかないものは持参が必須です。
忘れないよう、事前にチェックリストで確認しておきましょう。
ショートステイは数日に渡り宿泊するサービスです。宿泊中の数日間を快適に過ごすためには、必要な持ち物をしっかりと準備しておくことが大切です。
生活を送るうえで必要な日用品や着替え、薬、保険証などはもちろん、個々の生活に必要なものや趣味のアイテムも準備しておきましょう。
また、持ち物には名前を記入し、写真を撮影して管理することで紛失リスクを減らせます。事前の準備と施設への確認を徹底して、安心してサービスを利用できるようにしましょう。
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